akichan式お手軽ローボートの製作
今日は、akichanです。
ここしばらく飛べない日が多くなり、暇つぶしにあちこちのサイト覗いてみたらこういうサイトがありまして、すっかり自分で作って見たくなってしまった。
が、僕は晃浩じゃなくて飽き浩だろって言われるぐらい飽きっぽい性格なので、根気の要る事は大の苦手なのだ。
で、曲げ付けステッチアンドグルーで作るカヤックって言うのが、舵誌の去年の10月号に載ってまして、うむこれなら簡単に直ぐ出来そう。
そこで早速製作者の八木さんに連絡を取ったら、とても懇切丁寧に教えて貰いました。
が、何にもしたことが無いような、素人ではカヤックって乗り込むだけでも、大変そうです。
それで、二隻つないでカタマランにしようかと思って、八木さんに相談したら大変面白いと言ってました。
で、八木さんに、まずは作る前に厚めのボール紙とかで模型を作る事を勧められました。
それで、模型を作ってる最中、ふと気がつきました。
これは、パネルの枚数を増やせば、同じ形のパネルを繋いだだけでも、中々良い形が出来るんでは?
それに、カタマランって一歩間違って格好悪く出来ちゃうと、筏?って言われそうで。
そんな訳でこの形を思い付いた訳です。
1/10ペーパーモデル
モデルの展開図
各パーツは長さが540mm。
船底になる、ガーボードの部分は、船首の方の幅が25mm最大幅の前から360mmの位置が30mm船尾側が24mmの幅にして見ました。
それ以外の二枚は、前から12mm18mm12mmの幅になる様に、一方の縁を山なりのカーブに切って、もう一方は直線にしました。
それを、キール側を直線、ガンネル側をカーブした方に繋いでいき、船首と船尾の形を適当にカットして整えた後、左右のパネルを繋いで、出来上がりです。
そうすると、上のモデルのような形になります。
山なりのカーブの形は全てのパーツが同じ形なので、まとめてカッターで切り抜きました。
実艇でも、同じように6枚重ねて、丸鋸とノコギリで一気に切れるかな?
見ての通り、各パネルの展開図はとっても簡単で、これなら僕でも直ぐ出来そうって思いましたが、皆さんどう思いますか?
2003.3.1
いよいよ製作開始です。
で、まずは製材所に受け取りに。
所がカンナがけ済みって、言ったのに鋸引きのまんま。
「引き取っても、良いけどカンナがけしたら、その分小さくなるよね。」
「その分、割戻しして下さい」
って事で、 随分細くなるなぁ。
で、まずは外板の切り出し。
見ての通り、丸のこで一気に切ってます。
で、気になってたスカーフ継手の、削りだし。
今日は外板の切り出しと、スカーフの削りが終わった所で、作業終了。
因みに今日は、13:30から作業開始。
後片付けが終わったのが、16:30。
段取りが良かったのか?思ったより作業が捗りました。
次は、いよいよスカーフ継手なんだが、問題は気温なんだよな。
因みに今日は割りと暖かくて最高気温が9度。
うーむ、大丈夫だろうか?
2003.3.5
結局接着剤は、永瀬さんの所のクィックキュアー接着剤を発注して、使う事にしました。
何でも5度前後で使用しても、問題なく使用出来たとの事で、しかも硬化待ち時間を大幅短縮!低温問題もこれでとりあえず解決。
今日はガンネル材のヒバ材のスカーフ継手の削り出し。
で、梱包を解いて取り出したら、全然カンナかかってねぇよ。
って言うか、自動カンナの送り速度が、とんでもない速度で送ったらしく、ひどい凸凹で全然話になんない。
クリックして拡大すると、分かるけど左が向こうで、カンナがけして来た物。
右が、僕が仕上げた物。
普通こんな風に写真撮っても、凸凹なんて映らないものだけど、左の方は良く見るとはっきり分かるよ。
くそー、腹立つなぁ。
あんなので、良く商売出来るもんだぜ、まったく。
結局、まず全部カンナを掛ける所から、今日の作業は始まった。
その後、本題のスカーフ継手の削り出し。
ずらしてまとめて重ねて、一気に電動カンナをかけて、出来上がり。
因みに今日は15:30から作業を始めて17:30に掃除終了。
今日は電動カンナ大活躍!
使い慣れると、普通の台カンナよりずっと使いやすいです。
何より仕事速いのが良いですね。
速いだ櫓を作る時も大活躍してくれる事でしょう。
2003.3.9
今日はいよいよ、問題のスカーフ継手の接着。
僕が思うに一番、上手く繋がるか不安なんだよね。
で、外板に使う4mm合板を並べて、接着。
ついでにガンネル材も接着。
クィック接着剤なので、待つ事一時間ほどでテストピースって言うか、練って余った接着剤がカチカチに固まったので、そろそろかな?
因みにこの接着剤、市販のエポキシ接着剤に比べて固まった時の硬さが全然違う。
所が、この手の3プライ合板は上手く継手を作るのは、思ってた以上に難しかったです。
継手と直角に繊維の走ってる層が、上手く繋がらないせいでベキベキベキ〜!
これはちょっと、不安が的中してしまった。
因みにガンネル材は難なく成功。
とっても頑丈につながりました。
うーむ、これはどうしようか?
今日は時間も無くなったし、仕方が無いので後片付け。
で、今まで切って用意した板は、とりあえず置いといて、別に必要な分を今日の内に用意した。
で3×6合板を縦に3枚スカーフでつないで、そのスカーフ継手の両面に、グラスクロスを貼って補強する事にした。
継手が上手くつながった後、その3×18になった合板から各パネルを丸鋸で切り出す事にしてみました。
上手く行くと良いなぁ。
因みに気になって、あちこちのサイト探して、合板のスカーフ継手の記事を探しました。
耐水合板だから、上手く行かなかったのか?マリン合板だったら上手く行くのか?
薄い耐水合板は、どうも表面の板が薄いから、かなり丁寧に正確を期さないと難しいようです。
マリン合板は、合板を構成する単板が同じ厚みで、よりやり易いらしい?
とりあえず、最初の船だから手堅くガラスファイバー補強で行くか。
3月15日
えっと、グラスファイバーで補強ってのは、結構簡単に上手く行きましたが、この手は相手が薄いから、効くけどもっと厚い板になると駄目だろうなぁ。
それに今回は継手が綺麗に出来なくて、後でパテで仕上げないと。
そうすると、今回はクリヤー仕上げは駄目だなぁ。
まぁ、全てのガンは耐水合板を使った事にあるんだけど、次回作は合板じゃなくて、板を使ってGL工法で行って見たいなぁ。
因みに今回からはちゃんと、作業場所を確保して、一々移動しなくても良いようにしました。
此処まで来ると、組み上がるまで、もう材料は動かせないしね。
で、昨日はハングでフライトした後、帰って来てから作業開始
各パネルの切り出しは上のモデル製作と同じなので、チョークリールで線を引いて2×4材を定規代わりにして、丸ノコでスパーンと切ります。
因みに線を引くのに、墨つぼでなくてチョークリールにしたのは、後で消せるから。
何だけど結局、色塗るんなら関係無かったか。
所が此処で定規にした3.6mの2×4材が、ほんの少し7mmぐらい弓なりに曲がってるのを発見。
そこで、各パネルが膨らむような向きで、定規を当てて切る事にしました。
多分モデル作って見た感じでは基本的に、カーブの流れが連続していれば、波打ったりはしない筈。
で昨日は船底部分の左右一枚ずつを切った所で、終了。
後、切る時は左右二枚を重ねて、クランプで留めて丸ノコで一気に切ってます。
次回は全部切り出したら、6枚全部のパネルを重ねて、カーブしてる所を切り抜いて外板の切り出しは一応終了です。
船首と船尾の形を揃えて切るのは、左右のパネルのつなぎ合わせが終わってからする予定です。
それと、今回はカヌーの製作で良く使われる、テープで各パネルを仮止めする方法で行く予定です。
2003.3.20
今回は、スカーフして繋いだガンネル材を、外板に接着。
が、寒いのでクイック接着剤使ってやろうと思ってたら、寒くて粘度が高くて時間がかかってるうちに固まってしまった。
ううーん、ちょっと泣きそう。
仕方ないので、ランダムサンダーで削って、やり直し。
接着剤使わずに、システムスリーエポキシ樹脂を直接使ってやった方が、低温で粘度が丁度良い位にならないかな?
それでエポキシ樹脂を使ってやって見ました。
そしたら、ばっちりじゃないですか!
低温時は(5℃以下)#1エポキシをそのまま接着剤に使えると。
これは一つ勉強になりました。
もっともこんな寒い時は、色々不具合が多いからやらない方が良いんだけどなぁ。
で、いよいよ、各パネルの繋ぎ合わせ何だけど、粘着テープで仮止めして、エポキシとガラステープで繋ぎ合わせようと思ってたら、余りの寒さに全然くっつかない。
これは目論見が大きく外れてしまった。
それに船底側のパネルから繋ごうと思ってたけど、パネルの大きさがわりと大きいせいか、取り回しにかなり無理がありそう。
それでガンネル側から繋ぐことにして、パネルの直線部分を先にグラステープで繋いで、ガンネル材を接着して頑丈になった方のパネルを、天井から吊るしつつ残りの部分を、銅線でステッチして行く事にした。
因みに樹脂は最近また寒くなったせいか固まるのに三日もかかるのが、結構つらいなぁ。
何だか、出来がかなり不満があるものになりそうだが、とりあえず最初の船だから仕方ないかぁ。
次はもっと良い出来にしたいなぁ。
でも、こうやってみんな深みにはまって行くんだろうなぁ。
2003.3.23
昨日からはいよいよ、ステッチ作業に入りました。
で、作業方法なんだけど、パネルの取り回しとかその際のパネルの強度を考えて舷側側から繋ぐことにしました。
一番外側のパネルはガンネル材を接着済みなのでもうすでにかなり丈夫です。
それから繋いでいった方が、無難で取り回しも簡単であろうと、決定しました。
それと手順が前後しますけど、二番目のパネルとガンネル側のパネルの繋ぐ部分の内前方の直線部分をガラステープで繋いでおきます。
一応、繋ぐ位置は切り出しの基準位置にしてるカーブの基準線から同じ場所になるように、求めました。
で、昨日はまずは、作業場所の倉庫の天井の梁に糸を結んで、クランプで外側のパネルを吊りました。
それで、他のサイトでステッチアンドグルーのカヌーとかでは、10cm間隔で穴を開けてるので、同じように1.5mmのドリルで1mm銅線を通して縫う穴を次々開けます。
で全体に少しずつ銅線を結んで締めて行きます。
で、締めると何だか今までただの板切れが、船の形に近づいて来ました。
おおー!此処まで来ると完成が、もう直ぐだなぁって思えて来ました。
でも、締め過ぎると銅線は結構簡単に切れてしまいます。
ステンレス線では駄目なんだろうか?
普通は此処でエポキシのパテを作る所なんだけど、この後結構曲げたりしなくちゃならないのと、角度が凄く浅いので、ガラステープで止める事にしてます。
でその為にガラスクロスを小さく切って、パッチを作ってつなぎ目の銅線の間に次々エポキシで貼り付けて行きます。
貼り終わった後、吊るし直して今日の作業はおしまいにしました。
2003.3.25
前回、右舷側の分をやったので、今回は左舷側。
同じ作業なので、以下略。
それで前回、パッチ貼って繋いだパネルは予想以上に頑丈になってました。
これなら、安心だなぁ。
でサンディングとかの邪魔になるので、銅線をとらなくちゃならない。
上手く取れるか心配だったんだけど、簡単に引き抜けました。
こうなると、引き抜けるんならステンレス線でも、問題無さそうですね。
右舷側のパネルは船底側のパネルとの仮付けをして置きました。
今回は以上で作業終了。
2003.3.29
26日、前回の続きの作業を行った後、仮付けを終わったパネルのステンレス線を引き抜く。
今回から1mmの銅線に替わり1.2mmのステンレス線で留めて見ました。
結果は中々良い塩梅です。
締める途中で切れるような事も無くなりました。
で今日は船体の内側のエポキシコーティングと、チャイン部分へのグラステープ貼り。
翌日船体外側のチャイン部分への、グラステープ貼り。
と、此処で最後の一箇所って所で、樹脂が無くなってしまった。
仕方なく、今日は終了。
で、きょう29日は、発注してた樹脂が届いたので一安心。
で僕の機体の方は、左右のパネルの接合。
と内側のエポキシコーティング。
形が出来上がって来るのは中々良い気分です。
そうそう、今回はエポキシを容器から攪拌するカップにあける際、硬化剤の粘度がまだ寒いせいで蜂蜜並みに高くて難儀してたんで、今回から湯せんして見ました。
流石に効果絶大で、今まで無く作業が捗りましたが、使用時間が短くなるのが欠点かな。
未だに夜は冷えるので、#1以外は固まらないだろうから、注意して手早く作業出来るように段取りをとってから、エポキシ作業するように心がけています。
今日はそのままセンター部分にフレームを入れて、一気に前後を繋ぎ合わせて船の形を仕上げたかったんだけど前日樹脂が足りなくて、外側のチャイン部分のグラステープ貼りが一箇所やれなかった所があったので断念。
次回はそのやり残したテープ貼りと船底部分にガラスクロスで補強を入れて、二回目の外側へのエポキシコーティング作業。
それが終わるといよいよ、前後をつないで形が出来上がってくる予定。
でも、此処までデザインが変わってしまえば、作っててオリジナルのカヤックみたいな工法にこだわる必然性なんて、全然無かったなぁ。
次回作では、バーキールを船台に倒立に固定して、其処に次々外板を接着していったら簡単に狂いの無い船体が出来そうだし、今回の工法ではこの大きさはもう限界に近い感じ。
完全屋内の今使ってる作業場所は、これ以上の大きさの船は結構辛い所なので、次回作の建造場所を今から考えてます。
2003.3.30
今回は左右を繋いだ船体の外板をひっくり返して、船体の外側の船底部分のグラスファイバーによる補強と、一箇所やり残したチャイン部分のテープ貼り。
作業はまずサンダーでサンディング。
しかし、サンダーの振動と船体のベニヤ板が共鳴して、相当な騒音です。
田舎だから、全然平気だけど住宅地ではまず、直ぐ苦情来そうだ。
で、グラスファイバーをエポキシで貼っていって、パテベラでしごいて気泡を出して空気を追い出す。
結局少しあまったので、せっかくだから二回目のコーティングもする事にしました。
後、失敗した部分のあら隠しに船首部分に、デッキを張る事にしましたのでデッキの為の4mm合板のデッキを張った時に裏側になる部分に、前もってコーティング。
で、今日はおしまい。
船体の板の後ろに立てかけてるのが、デッキにする合板。
因みに定尺の1820mm×910mmの合板です。
今まで余り比較するものが無いから、サイズがわからなかったかな?
今の所、全長5m幅1.2mの予定です。
2003.3.31
今月中に完成する目論見で、建造を始めたんだが色々と失敗続きで、完成はもう少し遅れそうな今日この頃でした。
で、今日はいよいよ、前後の外板を閉じて船の形を作る工程に入ります。
がっ!前回左右の外板を繋ぎ合わせた辺りから、かなり苦しくなって来たんだけど今回は遂に一人では建造がどうにも出来なくなってしまった。
やっぱり曲げ付けステッチグルー工法はせいぜいカヤック止まりで、止めておいた方が無難でした。
一人ではどうにも外板の反発が強くて一人ではとても曲げられず、クランプは一個で助手一人分とは言われてますが、そうも行かず仕方が無いので、ちょうど実家で作業していますので、実家の母に応援をお願いして、無事つなぐ事が出来ました。
で、つながって見ると船が捩れています。
うーん、やっぱりか。
であれこれ修正。
そんでもって、ステンレス線でステッチした後、エポキシとカーボンファイバーフェルトでパテを作って塗りこんで今日は此処まで。
でも出来上がって見ると、あのモデルのままの形が出来上がり、うーん満足
ただ、最初の予定では長さが18フィートになる筈が、スカーフ失敗したり修正でまた短くなったりで結局16.5フィートぐらいになってしまいました。
でもカーブの形は大変気に入ってます。
しばらく眺めては悦に入って居ました。
2003.4.5
前回形が出来上がった翌日、作業をやりに実家行って、状況を確認したら。
がーん!
船尾側の船底の外板が割れてます。
どうやら、曲がりに耐え切れなかったようだ。
うーん、なんてこった!
かなりショック!
しかし直ぐ立ち直り対策を考えた。
予定には無かったけど、この部分にフレームを何箇所か入れ補強しつつ、フレームに合わせて外板を正しいカーブに曲げ直そう。
半日かかって、ようやく修正完了。
しかし、その後船の幅を修正した時に今度は、中央部分の船底の外板が挫屈してしまった。
どうにも、このデザインには4mm耐水合板は限界のようだ。
しかし、このままでは仕方が無いが、予定通りグラスファイバーとエポキシでコーティングすればとりあえず解決出来る筈。
4mm耐水合板の薄いフェイス単板が耐え切れないのが原因なのだから、本質的にはマリン合板の使用で解決だけど、いまさらそれを言ったら仕方が無いけど、ようは表面の強度が上がれば大丈夫な訳であるから、グラスファイバーでコーティングを早い所やってしまおう。
で、4日の日、夜中の日付がかわる頃、ようやくコーティング作業が終った。
とっても疲れました。
因みに黒い所は、パテを付けて成型した所。
2003.4.6
今回は前後のデッキの取り付け、それからシートの取り付け。
これが終ると、木工作業は終了となりいよいよ、塗装だ。
今回からは、全面的に仮止めはクランプではなくて基本的に、木ねじを使用して止める事にしました。
前回ガンネルの仮止めに使用したけど、まったく問題なく取り外せてます。
ただ、一箇所抜き忘れてたけど。
でも無事抜き取ったし。
しかし、檜系統の材って割れ易いから気をつけねば。
今回から、暖かくなってきた事だしT−88接着剤を使用しました。
GLラボの土井さんが大変使い易いとの事でしたが、今回も湯せんして使ったら、混合したら直ぐ固まりかけて、焦ったら良く使ってみれば、この接着剤ってもともとこう言う特性なんですね。
混合すると、濃い鼻水みたいな粘っこい感じにはなるけど、この状態でずっと使用できるみたいです。
成る程これは使い易い。
でも、#1エポキシぐらいの硬化速度の物があれば、最高なんだけどなぁ。
今日も午後から始まって、夜までかかってしまった。
でも作ってたら、実家の兄貴が「おおっ!格好良いなぁ」
ふふっそう言われると、とっても気分が良いです。もっと言って。(^^;
因みに船の横のクランプで固めてるのは、櫓の材料です。
この後、固まったらパテを最後に残ったエポキシ樹脂を使って作って、各部にフィレットを付けてそれが終れば、いよいよ塗装です。
2003.4.8
7日昨日、マストにするパイプを、マップスより貰ってきた。
物は廃棄処分になったハンググライダーの練習機のファルコンのスパー。
ちょうど良い太さとスリーブになるパイプがついてて、7075アルミって言うと中々無くて、色々探した結果これになりました。
菅野さんあなたの機体は此処で第二の人生を送らせていただきますね。
で、そのマストの取り付けと、パテ付けを7日にやりました。
で、今日は昨日パテ付けして修正した船尾とその他全体のサンディング。
それが終ってから、下塗りのポリウレタン塗装。
この後、ひっくり返して船底の塗装をして今日は終わり。
ちょこんと船首に見えてるパイプがマストの基部。
これがスリーブになってて、此処にマストのパイプを差し込みます。
今日も遅くまでかかったけど、予定通りの作業まで進む事が出来ました。
次回は中塗りとして、水性のウレタン塗料で船底の一番下の部分がパテ付けして黒くなってるんで、マスキングテープで塗り分けることにしてその部分に緑色に塗る予定。
後、櫓受けの取り付けと、櫓の削り出し。
意外とポリウレタン塗料は乾きが早い。
ただ、買った分では少し足りなくて塗膜が薄い。
ので船底部分はさらに買い置きがあるFRPを塗ろうかなって思ってます。
ほんとにもう直ぐ完成です。
完成を急ぐ余り、段々やっつけ仕事っぽくなってきた。
気をつけよう。
2003.4.10
肝心の速いだ櫓を作ってました。
船の方は塗装が終った所だったんだけど、水性のLPU塗料がちょっと、曲者で失敗しました。
非常に食いつきが悪くて、塗膜も弾性塗料みたいな感じで、一部剥がれて来るし、参った。
ほんと、失敗が多いなぁ。
次に作る時には建造方法は、かなり改善出来るとは思うけど、果たして次の船を作る機会は来るんだろうか?
実は新しいハングの機体買ったのが、下手をすると建造場所を借りてる実家の心証を悪くしそうで、戦々恐々なのである。
2003.4.12
今日はいよいよ、進水式!の筈なんだがお昼から雨。
おまけに櫓と船のシートとデッキに塗ったFRPが、固まってなくて進水式は断念。
それと、櫓だけでは、ちょっと不安なので余った材料でパドルを作りました。
それから、作業場所の片付けと掃除してこの日は終わり。
でも、塗装してて思ったんだけど塗装する時だけじゃなくて、接着するときもテープ付の養生シートを使えば接着剤の垂れ対策にも使えて、かなり手間が省けて、仕上がりも良くなっただろうなぁ。
上にぶら下がってるのが、速いだ櫓(捩れるだ櫓バージョン)
2003.4.17
この間、4月14日にようやく、進水式をして来ました。
がっ、浮かべたら、なんと軽すぎる!
この大きさにしては、かなり軽量に出来たと、喜んでいたら軽すぎて、喫水線幅がカヤック並みに狭すぎて、安定性が無いぞ!
うーん、困った。
とりあえず仮設のアウトリガーを、取り付けて再度、進水式。
で、早速漕ぎ出して、速いだ櫓のテスト。
これがまた、上手く行かない。
こんな事もあろうかと、予備にパドルを作って置いて、ほんとに良かった。
で、パドルで漕いで港の周りをぐるっと回って来ました。
かなり、喫水が浅く、スロープからでも、乗り込むのに長靴が要りません。
乗り上げてる所から、乗り込みこの場合は艫の方に歩いていくと、自然に舳先が上がり、船が浮き上がってしまいました。
それと、水中部分に比べて、水上にある部分が、大変大きいので風の力をモロに受けてしまい、風上に漕ぐのが、大変でした。
早い所、セール張れる様にしたいですね。
まぁ、無事救命胴衣の世話にならずに、済みました。
因みに、現在は化粧直しの最中で、船体を塗りなおして、仕上げのクリヤーの代わりに、FRP樹脂を塗って仕上げようと思って、作業の最中です。
後、安定性の問題は、まず船が軽すぎるのが、問題のようなのでとりあえず、次回からは土嚢を用意して、積み込んで見て、それでも駄目なら正式なアウトリガーを作って見る事にしてます。
それと、櫓の方は現在、あっちのサイトの掲示板で、あれこれ質問しつつ検討中です。
概ね、解決策は頭に出来てきてるんだけど、此処で問題点を洗い出して、行きたいです。
5月14日
えっと、この頃天気が良いんで、しばらくこっちのページは久々ですが、続きです。
最初に作った櫓は、大き過ぎたり腰が強かったりと色々マッチングが出来てなくて作りなおしました。
後、バラストを使ってみましたが櫓〜ボートなら合格だけどセールを張るには無理そうです。
って訳でアウトリガーも完成!
で、昨日再びテスト。
櫓の方は大変塩梅良く、テストの結果は中々でした。
ただ、櫓腕をつけてなかったんだけど、その為櫓の迎え角が適正でなく櫓の性能を発揮し切れてない感じだったので、櫓腕をつければさらにスピードUPできそうです。
軽く漕いだだけだけど、それだけでも小走りに走るぐらいのスピードが出てました。
ただ、やっつけ仕事で作ったアウトリガーが水漏れが止まってなくて、もう一度ライニングの必要がありそうです。
でも、ようやく完成しそうです。
6月12日
えっと久々にこのコーナー、更新です。
で先月その後、テストしましてGPSで計測してほぼ8〜9km/hと言う速度を発揮して、あちらのサイトで日本最速?等とお褒めの言葉を頂くほどの韋駄天ぶりを発揮!したのもつかの間、テストの途中でメキメキッ ! バキッ !
っと折れてしまい、新しく作り直して居ります。
で今日最後の塗装作業を終え、週末にはテストを再開出来るかな?
6月18日
えー、テストの結果は、まずまずって事でとりあえず、このお船の建造は完結って事で。
で、この一連の作業で一番人に自慢出来る出来になったのが、これ捩れるだ櫓3号です。
では、最後に反省点を。
1・ マリン合板を何とか入手して使用するか、耐水合板の使用できる形をカーブを検討して、板が割れないようにすべきであった。
2・ 4mm程度の厚さの合板なら、グラスクロスで補強した上でバット継手で十分であった。
余計な手間と資材の無駄になってしまった。
3・ ステッチアンドグルー工法の場合はキールや船首材などは、カヤックなどで見ると省略している場合が多いようだけど、この規模ぐらいより大きい船の場合はちゃんと、ついていた方が正確な船体を作る事が出来るし、作業も楽だった筈。
同じように、曲げつけステッチの延長線に考えて、左右の外板をつなぎ合せてから一気に船の形にしたけど、パネル数が複数の時は普通に作った方が何倍も速くて楽に作れた。
4・ 合板艇は出来上がると非常に軽く、その為船型自体が持つ安定性が重要で、おかげでカヌーとしてはとりあえず使えるけど、自分が欲しかったのは一日海でごろごろ昼寝しつつのんびり出来る船で、その目的にはイマイチであったなと。
5・ 塗装作業の段取りと組み合わせが最悪になってしまい、納得のいかない出来になってしまった。
その他にも、たた反省点がありますが、近い内に2号艇の建造に取り掛かると思います。
現在の制作費
材料費
耐水合板 900mm×1820mm×4mm 7枚 一枚当たり700円
ガンネル材 10mm×50mm×4m×12本 米ヒバ 1本当たり1060円
櫓製作用及び、各種補強用 30mm×50mm×4m×2本 米ヒバ 1本当たり3180円
接着剤 T−88 エポキシ接着剤 950g 4900円
接着剤クィックキュアー エポキシ接着剤 950g 5900円
グラステープ 5cm幅 × 60m m当たり160円
グラスクロス 200g/u 1×12m m単価650円×7800円
システムスリーエポキシセット#1 3クォートセット 約2.8kg 9900円
〃 1.5ガロンセット約5.6kg 15800円
2液型ポリウレタン塗料 2Lセット 3900円
ウレタンシンナー 1L 1200円
WR−LPU水性2液型ポリウレタン塗料1クォートセット 6800円
道具代
各種クランプ 100円ショップで購入。100円×40個
電動カンナ 6980円
エポキシ調合用プランジャーポンプセット 2400円
スポンジフォームローラー刷毛 単価500円
ローラーハンドル 一個980円