Mt室根クロカンチャレンジ2002参戦レポート
今日はakichanです。
2002年10月12日〜13日にわたって開催されたクロカン大会、勿論僕も参戦して参りました。
いやぁ、ちょっと色々あってレポートが遅れてしまった。
では、まず初日から。
10月12日土曜日
この日は僕は夜勤明け。
仕事が終わって直ぐに実家に機体を取りに行って、官舎に戻って着替えて出発!
しかし、かなり急いだんだが、ベストなタイミングでテイクオフ出来る時間に間に合うだろうか?
テイクオフに着いたのはもう、11:00頃もう既にパラの方の選手は室根山を後にしてクロカンに出た選手も。
その頃、ハングの石川氏テイクオフ。
ああー、良いタイミングだなぁ。
急いで僕もセットアップ。
がなにやら準備が終わる頃には、着いた時はテイクオフ+300mぐらいはあった雲低も、下がって来て今では+100m程。
パラが雲に出たり入ったりしてる。
あ〜あ、もう終わったかなぁ?
まぁ、仕事なんだから遅くなったのはしょうがないか、諦めて12:00過ぎテイクオフ。
がっ、テイクオフして雲低まで上げてみると、どうも低いのはテイクオフに近い一部の所だけで、それ以外は+200mぐらい、場所をさらにずらせば雲低は+300mぐらいと丁度鏡餅をひっくり返したようになってた。
せっかくのクロカン大会だしこれなら、何とかなりそう。
早速無線で「やっぱり行けそうなので原台山方面いきまーす」♪
しかし、この後とんでもないアクシデントが起こるとは、神ならぬ身に知る由も無い。
この日は室根山始発原台山経由北方向行きのクラウドストリートが、朝から出来ていた。
おお、これこそ僕の道!
しかも、この道以外は雲が無い。
いや、あるにはあるがずっと南西千厩まで行かないと、雲にはたどり着けそうも無い。
と、何度も飛び慣れた道と北へ向かう。
途中先行していたパラの伊勢崎君と柏山氏の下をくぐり、国道の向こうの山へ。
此処で上げ直していると、ループ橋方向からはるばる足尾から参加してくれた鈴木氏がやって来た。
此処で伊勢崎君と柏山氏もやって来て回し始めた。
うーん、室根も何時もこんな感じだったら楽しくて良いなぁ。
この後、北に行った丁度原台山の西側の集落の上で、どうしようかと迷ってる内に500mぐらいまで下がってしまった。
この頃、僕の周りにはパラが5〜6機ぐらい飛んでた。
が、こんな所で降りる訳には行かんと、上げ直した。
いつの間にかパラが居なくなり、さてどうしよっか?
とりあえず原台山に向かうか。
クロカン行くんならせめて遠野ぐらいには行きたい・・・
が、原台山の向こうには雲が全然無い。
これは行けそうも無い。
ちっ、今日は止めだ!
帰ろう帰ろう。
今日は原台山アウトアンドリターンだ!
が、その頃からサーマル条件が、一気に渋くなりちっとも上がらない。
やべー、室根のハングランディング所かこの谷から出るのも厳しい。
下を見れば、田んぼと言う田んぼには稲を干してるはせがけの柵がまるで「嫌がらせか?」って思いたくなるように田んぼの真ん中を対角線にしかもそれぞれ互い違いに立ててある。
勿論、農家の方々がそんな事、上からハングとかパラが降りて来ることなんて考えもしていないだけの事なんだが。
こうなるとせめて大原に行って降りたいなあ。
と、谷を縫って戻ったのだが、結局最悪の場所に下りる羽目に。
しかも、ただでさえ狭い谷なのに、南向きに降りようとファイナルを切って行こうと思っていたら、グライドパスを見てるとどう見ても南側は電線に引っかかる。
まずい。
非常にまずい。しかも南に段々に下ってる田んぼだし。
と思って後ろを見ると丁度今の高さが、北の方の電線の高さ。
電線をくぐってアプローチすれば問題なく降りられそうだ。
うーむ、行けるか?
こっちの方が安全か?
(でもね、どっちが安全ってこんな所にはまる前に、考えるべきだった)
よし、行こう!
此処で思い切って180度ターンをきって、ベースバーを引いてスピードを上げつつ、電線の下へ。
かなりビビリながら電線を潜り抜け、ランディングにアプローチ。
がっ!このまま進むと田んぼの稲を干してるはせがけの柵にぎりぎりで当たってしまう。
幾らか左に振った後、そのまま横滑りしつつフレアーが間に合わずに突っ込んでしまった。
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横滑りが止まらなかった為、右のアップライトを折ったまではまぁ、たいした事は無かったんだが・・・・
その折れたアップライトの先端がフルフェイスヘルメットの開口部の中に飛び込んで来たのはかなり重大だった。
おかげで鼻の横から下に掛けて、思いっきり切ってしまい顔面裂傷・・・
痛いですぅ・・・・
その後地元の人に電話を貸して頂き(勿論こんな谷底で携帯なぞ入るはずが無い)連絡。
で、痛いようって呟きながら機体を片付け終わる頃、回収班が到着って思ったら、あれっ?救急車?レスキュー隊?
幾らなんでも、オーバーだよって思ってたら、もう一人パラで落ちてたらしい。
その後、病院に連れて行って貰い、縫って貰いました。
正直言って、当直の内科の先生で余り上手じゃ無かった・・・
もう一人落ちてた人は足の骨を折る重傷。
でも腰の方は大丈夫だったから、また飛べるようになるから一安心ですね。
まぁ、家族に飛ばさせて貰えるかは、また別だけど。
因みに僕が降りた所は、今までで一番狭いランディングだった。
幅がATOSの翼幅ぐらいしかなくて、奥行きが15mぐらいか。
幾らハングよりリジットが降り易いって言っても、加減と限度がありました。はい。
因みにこの日一番飛んだのは、ハングは石川さんで江刺方向に36km、よくこの日の条件であっちはかなり渋かったのに行ったよね。
で、パラは萱牧場まで飛んだ柏山さんが16km。
えっ、勝敗?それ以前ですだ。
で、沈んだ気持ちで迎えた翌日13日。
この日は、前日よりも中々良い天気。
しかもどうやら雲の出来も良い。
雲の出来はどちらかと言えば、南方向が出来が良さそうだ。
うーむ、昨日とはうってかわって、まったくランディングの心配はしなくて良さそうだ。
風は南西の風だがごく弱いだろう。
テイクオフにはブローが入るから、テイクオフ出来なくは無い。
しかし、山の近くはちっとも上がらないようだ。
しかし、パラのLDとかでは上がるらしい。
で、パラが次々とテイクオフ。
ハングではまずテイクオフしたのは、室根の主の芳郎氏。
様子を見ると、どうやら何とかなりそうだ。
続いて石川氏。
石川氏はとっとと上げるとあっという間に、南へ。
続いて僕も出たい所なんだが、この時全然風が無い。
しばらくすると、石川さんより「現在千厩上空1000m、川崎町方面に向かいます!」と何とも威勢の良い無線が。
ようやく、テイクオフに南風が吹いて来てやっと僕もテイクオフ。
さあて、急いで追いつかなくては。
早速パラのLDに向かうが、凄いシンク。
着く頃には400mまで下がってしまった。
おいおい、このままぶっ飛びか?
と、此処で無事サーマルヒット。
そそくさと南西に向けスタート。
ステーキハウス・ヒルトップ手前上空で先行してたパラのガーグルに合流、とっとと上げ切って小梨へ。
で、小梨のテニスコート上空でサーマルにヒットするもイマイチ上がりが悪い。
それにどうもサーマルのコアは、違うみたいだ。
見れば、僕が追い越したパラ2機がこっちに向かっている。
此処は焦る事は無い、パラの様子を見てからでも遅くは無いしね。
っと追いついて来たパラが僕のずっと南側でサーマルにヒット。
にしても、この日の条件では、サーマルの間隔はパラではぎりぎりみたいだ。
良くあの低い所からヒットしたもんだ。
で、三人で仲良く回して上げ切った後、藤沢町の昭栄ヘルメットの工場へ。
此処で上げ直して、丁度上げ切った頃さっき居たパラの二人のうちまず伊勢崎君がやって来た。
見てると流石に対地で200mは切っていそうだ。
無線で「何とか工場の上に乗り入れろ」って言ったけど聞こえたかな?
見てると如何にか、ヒットして上げ始めた。
「七曲峠で待ってるぞ!」と先を急いだ。
しかし、中々アベレージが上がらなかったけど、藤沢町に入ってからはサーマル条件が中々良い。
結構追いついて来た筈なんだけどなぁ。
一体石川さんはちっとも見えて来ないけど、何処を飛んでるんだろう?
と、その頃石川さんは何処に居たかと言うと、室根から10km足らずの千厩中学に「るーるるーるー♪るーるるーるー♪」と一人佇んで居たそうな。
で、僕は何度か上げ直しつつそのまま七曲峠に、突入。
丁度此処で、川崎町方向からの北北西の風と、東和町からの南西風がぶつかって、コンバージェンスを形作ってるようだ。
この日一番の上がりだった。
しかし、向かってる先の東和町の谷は、草焼きの煙とかを見るとどうにも条件が悪そうだ。
もう一つ南の谷は、雲も出来て良さそうだがあちらは降りる所が無い。
もうそう言うのは昨日で懲り懲りだ。
しかし、条件が悪いと言っても、この東和の谷の西側には大きな採石場がある。
あそこなら、上がる筈。
と言う事で、谷の北側の山並みを進んだ。
で、採石場に着いた時には300mまで落ちていた。
しかし、此処にくれば上がる筈。
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所が、ちっとも上がらない。
回していると北の方から鳶がやって来たが、鳶ですら上がれない。
あっちゃー、なんてこった。
くっそー、もはやこれまで。
うん、そういえばこの辺に米谷工業高校があったな。
やはり女の子が居そうな所に行かなくては。
が、どうにも高校の近くは広い所が全然無い。
うーん、やっぱ安全第一だよねぇ。
って事で、北上川を渡って、川沿いの牧草地にランディング。
因みに此処は、今まで一番広いランディング。
1km四方はかるーくありそう。
降りて回収の連絡をして、片付けていると一旦すっかり雲が無くなってしまっていたのが、また出来始めた。
あーあ、結局峠で上げながら待って、谷の南側の山並みを通れば、石巻まで行けたんだ。
でもなあ、今現在条件のいい所に居る時に、待つって中々出来ないんだよな。
この辺がこれからの課題か。
やはり天の時を待たねば、事は成しえないって事か。
所で、ヘルメットの工場で上げ直した伊勢崎君、その後西南西へ向かい花泉町の花泉駅の近くに降りたそうな。頑張ったねぇ。
この日はハングは僕の31.9kmパラは伊勢崎君の28km
って事でハングは石川氏、パラは伊勢崎君の優勝であった。