ROUND 3
今日は、akichanです。
ROUND 2が、決定的な勝利終わった後、その年はその後、余り良い条件の日がありませんでした。
そして、その年の春、2月から条件の良い日が多かったです。
ROUND 3が行われた、4月下旬の日曜日は、その年最高のコンディションではないかと、思わせる天気。
前日の土曜日も中々条件が良くて、皆さん楽しんでましたが、ちょっち雲低が低くて、走れませんでしたね。
で、明けて日曜日。
朝から、良い積雲が出来ている。
みんな集まって、テイクオフに登った時には、原台山にストリートが出来ていた。
で、パラもハングも次々にテイクオフ。
次々にサーマルで上げて、あちこちにみんな飛び回っている。
やはりこの時、クロカンを狙っていたのは、僕とI氏の二人。
どちらもテイクオフして、直ぐヒットして雲低まで、上げたのは同じなんだけど、僕は素直にストリートに向かって、原台山に向かった。
と、I氏を見ると北西方向の、大原⇒天狗岩牧場⇒江刺ルートを狙って、スタートを切って走り始めていた。
今回は同じタイミングでスタートを切ったけど、コースは全然違う。
どう見ても、こっちの方が今日は楽に飛べる筈だと僕は思ったけど、I氏ROUND2の時、ひどい目に会っていてこのコースは嫌いらしい。
I氏にとって原台山コースは茨の道に見えるそうだ。
でも、僕にとっては、ビクトリーロードにしか見えないですね。
I氏の向かった辺りを眺めていたが、とっても積雲がまばらで、あのコースはかなり今日の気象条件では、サーマルが少なくて大変だろうって、思ってたけど後で話を聞いたら、殆どテイクオフより低い高度で移動していたとの事。
辛い辛すぎる、僕にはそんな茨の道は進めないです。
しかも、あちらの内陸の方は、北西の向かい風だったらしい。
大変だぁ。
所で僕の方は、ループ橋の上空でストリートに乗った後は、海抜2000m〜2200mでフルロックでかっとんで行った。
いやぁ始めてフォローでクロカンしたけど、楽だし速いし、こういうのも良いもんですね。
原台山の北側まで行った所で、ストリートが切れていた。
此処で終点か。
此処で目いっぱい上げて、北に向かって走り始めた。
が、次の雲までは、相当あるっていうか、遠野まで無い。
ゆっくりと追い風に乗って、最小沈下で進む。
でもトップナビの表示では対地速度で70kmを越えている。
今日の条件なら途中で、グランドサーマルの一つや二つあるだろう。
ところが、高度1000mあれーそろそろ当たんないかな?
高度500mおかしいなぁ、一発も来ないよ。
因みに此処は住田町の深い谷の上。
両側の山の高さはどちらもおよそ300m〜400m。
高度100m終わった、降りよう。
高度60mヒット、ウオオオオオ、気合はいりまくりで、回す。
この高さで、ヒットして上げたのは、僕もそうめったにありません。
でも+3mのサーマルで一気に300mまで上げる。
よ〜し、諦めるのはまだ早いぞ、このサーマルで一気に上げてって、あれ。
300mから上には、影も形も無い。
少し下がると、上がれる。
地表の風を注意してみた。
見てみれば、どうやら海風がすでに入っている。
という事は、この谷の中の風と、上空の風は性質が違うから、谷底からのグランドサーマルでは、この谷から出るのは難しいか?
しかし確かこの谷は、北のほうに山の低くなってる所が在った筈。
そこで、突き抜けるようなグランドかあれば、出られるかも。
それに、早く行けば、シアーとかあるかも?
早速向かう。
高度300mで走って、50mでサーマルを拾う。
こんな事を二回繰り返した。
山の低い所についたけど、サーマルも上がらなくなっていた。
もう、疲れちゃった、精神的に。
結局谷のどん詰まりに降りた。
近くの農家の人に聞いたら、此処は住田町の上有住というらしい。
後で聞いたら、岩魚・山女釣るなら此処っていうぐらいな所なんだそうだ。
それで農家の近くの田圃に降りて、機体を分解しながら、地元の農家の人に、「どっから飛んで来たの?」
「室根山ですよ〜」
「誰か迎えに来るの〜」
「これからよびます〜」
とその時、グライダーを道路際で分解していたんだけど、突如ハングを積んだ車が登場。
一体、誰。
良く見ると、クラブ員のOS氏であった。
何でも、遠野でハングで飛ぼうと思ってたら、あいにく遠野のハングのメンバーも室根に来てて、遠野にはハングで飛ぶ人が居なかったんだそうです。
で、つまらないから帰る途中で、僕が降りたところの近くで、昼寝をしようと思ってた所だそう。
で、昼寝をしようと思ってたら、僕の降りてくるのが見えたんで、やってきたとの事。
偶然とはいえ、回収車が先回りして待機しているとは、ついてます。
早速片付けて、送ってもらいました。
その頃、I氏は、相当苦労したみたいですが、天狗岩牧場を突破。
しかし、その後山の向こうの条件は余り良くなくて、そのまま江刺市人首にランディングしたそうです。
室根山をスタートしてから、2時間かかったとの事。
因みに僕はスタートしてから降りるまで、40分ぐらいかな。
そこで、I氏近くで農作業していた農家の人に、地名を教えてもらって、電話を借りて回収のお願い。
回収にはパラフライヤーのY嬢が、向かった。
この時ちょうど、農家の方々の午後の休憩時間。
で、I氏大歓迎をうけた。
I氏によると、ご馳走が沢山出てきて、それからビール瓶の栓が、シュポンシュポンと次々と抜かれて、注がれて飲めや歌えやの大歓迎だっようだ。
で、回収に向かったY嬢、言われた所に行っても全然I氏が見当たらない。
しばらく探して、見つからないから帰ろっかと、思った頃にその近くの農家から、真っ赤な顔をして千鳥足でふらふらとI氏が出てきました。
かなり酔っています。
これを読んでいる皆さん、クロカンに行った時には、良く降りた所にいた人達に、ビールをご馳走になったりしますが、こういうI氏の様に泥酔しては、二度と迎えには来て貰えなくなります。
気をつけましょう。
僕の方は、凄く早く帰ってきたので、それから後、OS氏にせっかくだから室根で飛んで行ったら、という事で直ぐまたテイクオフへ。
確かその時はOS氏ハングで飛んだと憶えています。
で、僕もせっかくだし、僕でもパラで飛べるぐらい穏やかだったので、久々にパラグライダーで飛んでました。
その後、飛び終わってクラブハウスに、行った所にI氏とY嬢が帰って来ました。
Y嬢凄い怒ってます。
理由は上記のとおり。
因みに距離は僕が29km、I氏が30km。
1km、I氏が勝っている。
でもね、回収に来た人を、怒らせちゃいけませんね。
まぁ、他の人に損害を、与えた訳じゃないから、イエローカードですね。
一応、I氏の判定勝ちですか。