今日は、akichanです。
この間、アップライトを折っちゃって(ToT)しくしく

ちょうどフラップのロープがアップライトの中に入る穴の位置の5cm程下の所からバキッと。
板さんによると、折る場合は殆どがこのあたりで折るらしい。
でも、ATOS保険入っててヨカッタァって思って、早速手続き。
しかし、そんなに早く手続きが済む訳ではなく、結構かかりそう。
とりあえず、申請手続きの手配はしたけど一ヶ月とか、かかったらやだなぁ。
で、つらつらと折れた所を見ると、うーむ何とか自分でも直せそう。
で早速取り掛かりました。
問題は折れた方が、フラップのロープが通る方のアップライトである事。
マーフィーの法則じゃないけど、こういうのは大体は手間暇のかかる方が壊れるって言うのが、世の中の決まりらしい。
前にベースバーを修理した時に、フラップの通る穴の中に、エポキシ樹脂が入り込んで大変だったのでまずはエポキシ樹脂が穴に入り込まないように、シリコンコーキングで内部を埋めてしまう。
で「固まったら長さが変わっちゃった」ってならないように注意して、仮止め。
コーキングが固まった翌日、早速折れてる部分をサンディングしてスカーフに削る。
削って見ると、この部分のクロスは概ね3プライぐらいしかカーボンで固めていない。
その分、内部に入れたロービングで強度を稼ぐようだ。
概ね20:1に削った後、仮付けにフィラーを加えて増粘したエポキシ樹脂を凸凹に持った後、カーボンを1プライ重ねて、さらにピールプライで巻いてから治具にしっかり固定。
所で転がってるトイレットペーパーはピールプライの上からさらに巻いて、ピールプライから染み出した余分な樹脂を吸い取らせるのに使います。
それでこの仮付けの固定する所が一番大事な所。
此処がいい加減だと、曲がってくっ付いて最初からやり直しとなります。
正確に曲がったり捩れたりしないで真っ直ぐかつ長さがぴったりなのを確認しながら、固定していきます。
で、ひとまずは硬化を待つんだけども此処で、常温で固まるのを待ってては明日になっちゃうんで、加熱して作業のスピードUPを図ります。
どうやって加熱するかといえば、家庭用の石油ファンヒーターとそれでコタツの中を暖める時に使うアルミダクトを使います。
簡単に言えば、ファンヒーターにつないだアルミダクトの中に、アップライトを突っ込んでヒーターのスィッチON!
これで、適温まで暖めて、すぐ次の作業にかかれる優れものです。
一応、手で触って熱くない程度の80℃ぐらいにして、一気に固めてます。
2時間して固まったのがこれ。
で、これで一応正確につながってます。
完全に固まってて直ぐ、サンディングにかかれます。
これを平滑にサンディングして、カーボンクロスを巻いていきます。
で、カーボンを巻いてエポキシで固めて、ヒーターかけて、最後に一様な太さと形になるようにサンディングしてラッカーを吹いて出来上がりです。
因みに修理した時に重ねて巻いたカーボンのプライ数は大体10プライぐらいです。
もっとも2割ぐらいはサンディングで削り落としましたけど。
本当は繊維を断ち切らない様にしなくちゃなんないんだけど、まぁ元が3プライだったのを倍増したんだからまぁ、いっかぁ。
それで出来上がりがこれ
映りが悪くて御免ね。
心配だったフラップの紐が通る内部の穴にはまったく樹脂は侵入しなかった見たい・・多分。
お陰で今までどおり、簡単に紐が中を通って一安心です。
因みに作業時間硬化待ち除いて、8時間程度
材料費は、低粘度エポキシが100gぐらいで、カーボンクロスが大体0.3uぐらい。
で多分低粘度エポキシが2千円ぐらいで、カーボンが3千円分ぐらい。
結構手っ取り早く修理したけど、本式にカーボンロービングを使って修理すればプロがやったとしても、もっと時間がかかる筈。
多分、修理費用でプロに頼めば5万円はかかるかなぁ?
まぁ、自分で直すから、幾らもかからないけど修理するぐらいなら買った方が特かな?
追伸、修理代って言うか、アップライト交換の見積もり見たら、値段にたまげてしまった。
なんと右側一本九万五千円!!
ベースバーが九万円!!
うーん、やっぱり値段考えたら修理した方が良いよねぇ。